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[2025年11月] 商品内訳機能を大幅リニューアルし、大量の商品データを管理できるようになりました

一週間前以上前にアップデートされました

リリース日:2025年11月13日

背景・目的

これまでの商品内訳機能には、以下の課題がありました。

  1. 大量の商品内訳を管理できない(システム性能とUIの両面の制約がありました。)

  2. 複数の案件タイプで同一の商品内訳設定を使う場合、設定が手間

近年、製造業を中心に商品点数の多いお客様でMazrica Salesの利用が拡大しており、これらの課題が顕在化してきました。
今回のリニューアルでは、大量の商品を扱うお客様でも商品管理がしやすくすることを目的としています。

アップデート内容

① 商品内訳設定画面を新たに設けました

これまで「管理者設定」内にあった商品内訳設定を、
新たに独立した「商品内訳設定」画面で管理できるようになりました。

これにより、これまで数千件までしか管理できなかった商品内訳設定が、数百万件規模でも管理可能になりました。
さらに、既存画面と比べて「CSVダウンロード」「表示項目の設定」「条件の保存」など、他の一覧画面で提供されている機能も実装されており、操作性が向上しました。

※今後、「管理者設定」内の商品内訳欄からの設定はできなくなります。

Before
「管理者設定」内にあった商品内訳設定

After
新たに独立した「商品内訳設定」画面

② 1つの商品内訳を複数の案件タイプで共通利用できるようになりました

これまで、同一商品を複数案件タイプで利用する場合、案件タイプごとに商品内訳を作成する必要がありました。
今回より、「紐づけ可能な案件タイプ」列を追加し、1つの商品内訳を複数案件タイプで共通利用できるようになりました。

これにより、設定作業の手間が大幅に削減されます。

③ カスタム項目も案件タイプごとの出し分けが可能になりました

カスタム項目も、どの案件タイプで利用するかを設定できるようになりました。

案件タイプを事業部やサービスごとに分けている場合などに、ご活用ください。

③ 項目タイプ「数値(小数点あり)」「日付」が増えました

カスタム項目では、いままで「テキスト」「ラジオボタン」という項目タイプしか存在していませんでしたが、新たに以下の項目タイプが追加されました。

  • 数値(小数点あり)

  • 日付

これにより、「納品日」「上代」などの数値・日付情報を商品内訳で管理できます。

④ 項目ごとに必須かどうか指定できるようになりました

いままで、カスタム項目はすべて必須入力になっておりましたが、この度、必須・任意を選択できるようになりました。

⑤ 商品内訳設定の一括統合が可能に

いままで、同一商品を複数の案件タイプに設定していたユーザー様向けに、商品内訳設定を一括で統合できる機能を追加しました。

統合すると、案件に紐づいている商品内訳の紐づけ先も、自動的に統合先の商品内訳設定に移行します。

⑥ 単価自動計算

単価自動計算機能を商品内訳ごとに設定できるようになりました。

「単価自動計算」を有効にしていない場合は、「単価 × 数量 = 小計」で計算されますが、
有効にすると小計と数量を入力し、単価を自動計算します。

注意事項

  • 商品内訳設定の権限は、「プロファイル」で制御が可能です。

  • カスタム項目のCSV一括更新は現在開発中です。順次対応予定です。

  • 案件一括登録・更新画面の「チーム設定ファイル」から商品内訳設定・カスタム項目の情報は削除されます。必要な場合は「商品内訳設定一覧」からCSVダウンロードしてください。(CSVダウンロード上限:1万件)

  • カスタムレポートにおいて、商品内訳軸で集計をする場合は、案件タイプごとに集計されます。(異なる案件タイプをひとつの商品内訳にグルーピングして集計することはできません。)

  • 案件一覧の検索条件絞り込み等の画面で、商品内訳の選択プルダウンは上限1,000件まで表示されます。

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